5次元オーリングテスト

5次元オーリング・テスト=8=

この世界は偶然の確率でできているが必然でもある

今回は偶然と必然の関係について話します。前回は量子テレポーテーションについて話しましたが、今回は重ね合わせの原理についてです。

電子を発射できる銃で、ダブルスリットをめがけて電子を1個ずつ発射していきます。スクリーンには蛍光物質が塗ってあり、電子が当たるとその場所が光るようになっています。スクリーンと電子銃の間に2つのスリットをあけた板を置いて、電子銃から1個ずつ電子を発射させます。すると当然、上の図のようにスクリーンには蛍光する部分が2本の線として現れるはずです。

ところが実際にはそうはならずに、下の図のようにスクリーンには干渉縞が現れています。

電子銃を打つにあたって、数個発射した段階の図aから、次第に発射した数を多くしてその途中でスクリーンを見てみます。図aの段階ですでに不思議なことが分かると思います。ダブルスリットを通して電子を打っているにもかかわらず、なぜか弾の当たった蛍光点がスクリーン全体に散らばっています。銃の発射回数を多くするにしたがって、次の図のaからdへと次第に縞模様ができてきます。

高校生の時に物理でヤングの干渉実験を習いました。その実験は、光をダブルスリットの間を通すと縞模様ができるというものでした。光は波動の一種で、右のスリットを通った光と左のスリットを通った光が干渉し合うからでした。

電子の場合もこのように干渉縞ができるということは、2個以上の電子が干渉し合っていなければできるはずがありません。この現実をどう考えればいいのでしょうか。

それは、電子がスリットの右側を通過した状態と、同じ電子が左側のスリットを通過した状態干渉したからです。それ以外にはありえません。考えにくいかもしれませんが、電子は右のスリットを通ると同時に左のスリットも通っていて、右のスリットを通った自分と左のスリットを通った自分が干渉し合ったことになります。これは別の自分が同じ空間に同時に存在していることで、2つの別々の世界が重ね合わせになっているということなのです。量子力学では、多世界解釈、多元宇宙論といい、並行宇宙(パラレルワールド)が存在していることになります。

このパラレルワールドは、3次元世界に時間を含めた4次元世界が複数存在しているということです。霊界や幽界などとは異なります。

電子銃から発射された1個の電子が、スクリーンのどこに到達するのかは偶然の確率にすぎませんが、大局的に全体を見ると存在確率の高いところと低いところがあって縞になっているのです。そしてこの干渉縞の出現は必然です。

この世は多くの世界が重なり合っている

ダブルスリットの実験から、電子という物質が波動の性質を持っているため、干渉という現象をあらわすことがわかりました。しかし更に不思議なことが起こります。電子がどちらのスリットを通ったか、人が確認しようとすると干渉縞は現れず、ただ2本のラインしかできなくなります。

暗箱の中を覗かずに多数の電子を打ってから見てみると縞模様ができていますが、電子がどちらのスリットを通っているのか人が観察しようとすると、最初の図のように2本の線となります。

これは、私たちが見ているこの世界は現実の一部にすぎず、実際は決して見ることのできない世界、すなわち現在の科学では認識できない見えない別の世界が存在していることの証明です。

そして、見る、すなわち観察するということは私たちの意識です。世界には多くの人々の多くの意識があります。潜在意識を含めた無数の意識が宇宙を作っているのです。私たち一人一人は広大な宇宙の意識の海の中に漂う1個の水分子のようなものです。その海にも潮の流れがあるように、多くの日本人の意識が集まった1つの潮流のようなものである集合意識もあります。

私たちの意識がダブルスリットを通った電子を2本の線にしているのであって、実際は多くの世界が重なり合って同時に存在している。つまりパラレルワールド(並行宇宙)が存在しているのです。5次元オーリング・テストではパラレルワールドも認識してしまいますので注意が必要です。

 

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