健康

集団免疫とワクチン

集団免疫とは

ある集団の一定以上の人々が特定の感染症に対して免疫を持てば、それ以上感染者が増えなくなることを集団免疫状態にあるといいます。次の図はウィキペディアの図です。

青は免疫のない健康な人、赤は免疫のない感染者、黄色は免疫のある人です。一番下の図は、免疫のない健康な人が免疫のある人に取り囲まれています。この周囲の人たちは免疫があるために感染しません。また免疫のない健康な人は、感染者と接する機会が非常に少なくなるため、集団としては感染がそれ以上増えなくなります。しかし集団で見ればそうでしょうが、免疫のない人が感染者と接する確率はゼロではありませんので、非常に低い確率であっても感染者と接すれば免疫がないので感染してしまいます。かといってワクチンを打てば副作用の危険性があり、非常に少ない確率ですが、重大な副作用もあります。

ワクチンを打つということは自ら進んでこの黄色の人になることです。結果として、ワクチンを打たない人たちを感染から守るための防護壁の役目をします。

ワクチンは期待できない

新型コロナウイルスの中和抗体の持続期間は非常に短いことが分かっています。5次元オーリング・テストでは3週間から6カ月です。そのため再感染の例が報告される(日経Gooday)ようになってきました。新型コロナウイルスには以前のブログ(2020年2月18日)で既述したように、免疫不全を起こすHIV(エイズ)ウイルスが組み込まれていますので、免疫ができ難く持続しません。そのため免疫を強化するために2回以上の接種が必要になることでしょう。子供に予防接種を受けさせたことがある人であればすぐわかると思いますが、同じ予防接種で期間を置いて2回3回と受けるはずです。5次元オーリング・テストによると、新型コロナウイルスのワクチンの有効期間は早い人では3ヶ月長くても10ヶ月ですので、ワクチンは毎年、または半年ごとに受ける必要があります。

新型ウイルスの再感染

再感染の2例(香港・米国)について、5次元オーリング・テストでは持続感染の再発となっています。第1例目は3月26日にPCR陽性で入院、PCR陰性となった4月14日に退院しています。その4か月後の8月15日に再びPCR陽性でした。3月と8月に採取されたPCR検査用の検体を用いて、ウイルスのゲノム配列を調べたところ、それらが異なる系統のウイルスだったので、再感染であると結論付けています。この33歳の男性は、スペインから英国経由で香港に帰国した検疫所でPCR検査を受けていますので、ヨーロッパで吸引して鼻咽頭に大量に付着していた持続感染中のウイルスとは別系統のウイルスが検出されたものです。この例では抗体の持続期間は4ヶ月以内となります。

第2例目の25歳の男性は3月25日に発症、4月18日に行われた住民対象のPCR検査イベントで陽性が判明、4月27日に症状が消失しています。その後5月9日(PCRよりも高感度といわれている核酸検査TMA)、5月26日(PCR検査)と検査していますがいずれも陰性でした。しかし2日後の5月28日に再び発症し、今度は肺炎で6月5日に入院しPCR検査で陽性となっています。この症例ではウイルスのゲノム配列の変異や挿入、欠失の数が通常の3倍以上と多すぎるため別のウイルスによる再感染と判断されました。しかしこの例も再感染ではありません。この男性の免疫機構の攻撃によりゲノム配列の変異や挿入、欠失が見られたものです。こちらの例では抗体の持続期間は2ヶ月以内となります。

次はニュージーランドの例です。ニュージーランドではCOVID-19の拡散抑制を目的に、外交官、永住者、居住者以外の入国を拒否しています。また感染者は収容施設に強制収容されます。8月に市中感染ゼロ100日目を迎えた矢先に感染者が出ました。たった4人の家族感染者が出ただけでニュージーランド最大の都市をロックダウンするほど徹底した感染抑制政策をとっています。そのため国民は安心して日常の生活を送れています。この例では感染の原因がわからず、輸入した貨物にウイルスが付着していたのではないかともいわれています。この場合も持続感染者の再発例です。

持続感染の再発

これらの例は、初感染とあまり期間を空けずに持続感染で症状が出ていますが、期間が十年以上経ち、忘れた頃に別の症状で出てくる場合もあります。2例目の25歳男性のように、最初の症状は咽頭痛、せき、頭痛、吐き気、下痢でも、再発した場合は肺炎と重症化していました。感染しないように厳重な注意が必要です。

 

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