健康

牛肉は地球温暖化を促進

牛のゲップが地球温暖化の原因

地球の表面にある大気には、二酸化炭素やメタンガスなどが存在し、太陽からもたらされた熱の一部を逃がさないようにして、地球上の生物が 住みやすい 気温(平均15℃前後)を保つ働きをしています。このような役目をするガスを温室効果ガスといいます。しかしこのような温室効果ガスが増えることによって地球温暖化が起こっているというのが現状の一般的認識となっています。 

二酸化炭素の大気中の濃度は過去数百年にわたって280ppm程度であったものが、18世紀半ばから上昇を始め、特にここ数十年で急激に増加しています。図は気象庁のホームページのものです。 

 

現在地球上の二酸化炭素濃度は415ppm前後と思われます。画像は我が家の菜園地区の二酸化炭素濃度です。このモニターは700ppmを超えると赤ランプと同時にピーピーと警告音を出します。下の数値100.0は換気率(VENT RATE)で外ですので100となっています。 

 

 

 

自家用車に二人で乗って、内気循環で10分ほどすると3000ppmを超えて上限に達しますので、自家用車に乗るときは換気に十分気を付けてください。私の車はオフロード用のアウトランダーPHEVですので決して気密性の高い車ではありません。 

 

 

牛のような反芻動物の胃は口の方から順番に第1胃、第2胃、第3胃、第4胃と4つの胃からなっています。私たちの腸に微生物が住んでいるように第1胃には微生物が暮らしていて、食べた草の繊維成分を分解してくれています。このある程度分解された草を、第2胃がポンプのような役目をしてまた口の方へ戻して、もう一度噛み直します。この第1胃の微生物が分解するときにCHのメタンガスを発生させます。 

 

牛の場合はメタンガスの5%がオナラで残り95%がゲップとなっています。 

 

 

メタンガスはUNFCCC (国連気候変動枠組条約)では温室効果ガスがおよぼす地球温暖化の影響について、CO2の影響を1としたときの換算係数が25と二酸化炭素の25倍も気球温暖化に影響を与えるとされています。 

気象庁ホームページからですが、化石燃料由来の次に大きな割合を占めるのがメタンガスです。 

 

UNFCCCのデータによると、農業分野のメタンガス排出の78%が家畜の消化管内発酵で、18%が家畜の排せつ物由来、稲作による田んぼから出る分が4%と、そのほとんどが家畜由来となっています。そしてその中でも牛によるものが8割を占めています。そしてつくば市の「畜産草地研究所」の荻野暁史率いるチーム計算によると牛肉1㎏を食べることは36kgの二酸化炭素を出すことになるのことです。AFP記事 

 

 

少し考えると分かることですが、牛を育てるのは豚を育てるのとは訳が違い、広い牧草地(近年は地球の肺といわれるアマゾンを燃やして牧草地にしてきています)を開拓しなければならず、そこには肥料も必要です。また近年は牧草だけではなく飼料としてトウモロコシなどの穀物も与えています。これら大量の飼料(飼料作物の栽培にも広大な農地が必要)を何年も食べさせてやっと牛肉が出来上がるわけです。 

環境団体の世界自然保護基金(WWF)は、この二酸化炭素排出量と人の食事との関係を調査していますWWFの気候保護と栄養部門の責任者TanjaDrägerde Teran 氏は「週にたった1日分だけ肉の消費量を減らすと、約900万トンのCO2を節約できます。同じ効果を得るには、車で走行する750億キロメートルを削減する必要があります」と述べています。つまり地球温暖化を防ぐために1週間のうち、たった1日分だけ牛肉を食べることを止めれば、自家用車の走行を750億キロメートル制限することに匹敵するということです。 

 

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