健康, 糖尿病

胃薬を飲むと糖尿病になる !

胃薬のプロトンポンプ阻害薬(PPI)服用者は糖尿病のリスク群

2型糖尿病は、血糖値を下げる働きのホルモンであるインシュリンを膵臓で分泌する能力の低下、またはインシュリンが効き難くなるインシュリン抵抗性が高まることによって、血糖値が高くなってしまう病気です。

中国Sun Yat-Sen University(孫逸仙大学)のJinqiu Yuanらの研究結果が2020年9月28日に発表されました。この研究によると依然として2型糖尿病とPPIの定期的服用との因果関係は不明なままですが、PPIの服用期間が長くなるほど、2型糖尿病の発症率が高くなることがわかりました。

この研究では、看護師健康調査(NHS)、看護師健康調査II(NHS II)および医療従事者追跡調査(HPFS)に参加した糖尿病のないアメリカの医療従事者212万7,471人を対象に調べています。追跡期間中に1万105件の糖尿病発症が確認されました。

PPI長期使用で糖尿病のリスクが上昇

PPIを0~2年間使用している人は非使用者に比べ糖尿病の発症リスクが5%上昇し、2年以上の使用者では26%も増加していました。

PPIの使用中止で糖尿病のリスクは減少

PPIの使用を中止すると糖尿病のリスクが有意に低下しました。使用中止期間が0~2年では17%、2年以上中止した場合は19%のリスクが低下しています。

PPIの長期使用者は糖尿病の検査を定期的に行いましょう

PPIを処方されている場合は、別の胃薬に替えてもらうか、処方薬の変更が不可能な場合は定期的な糖尿病の検査をしてもらいましょう。

PPIは胃がんの発症リスクも高めます。

2018年9月20日のブログ「胃薬を飲むと胃癌になる?」

2型糖尿病とPPIの因果関係は現代医学では不明のままですが、次回はO-リングテストで確認された事実にもとづいて因果関係を説明します。

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